芸人好きのブログ

芸人を中心にテレビ番組などの記事を書いていきます。

闇営業での芸人入れ替え。さんまのお笑い向上委員会2019/7/13

闇営業による宮迫、ザブングル加藤が今後、向上委員会に出れないもしくは出づらくなるという話題。

そのためかどうかわからないが、モニター横芸人も入れ替えていた。

しゅんPが雛壇へ、オテンキのりとワタリがいなくなった。最近はワタリも閉店シャッターがオンエアされていなかったので、マンネリ化して雛壇に飽きられてきていたのかもしれない。

そして新しく入ってきたモニター横芸人によって、新しい風、特に今までなかったモニター横から土田を巻き込む展開も生まれた。

 

さんまや雛壇も、今回は芸人の謹慎という暗いニュースを吹き飛ばそうと、アグレッシブに笑いを取りに行っていたと思う。

さんま、今田の安定の回し、フジモンの裏回し、新モニター横の新しい風により、今回の向上委員会は、過去の面白かった向上委員会、通称「あの頃」(私がそう呼んでるだけ)の面白さがあった。

 

この入れ替えは本当に良い決断だと思う。モニター横芸人には悪いかもしれないが、モニター横芸人は、さんまや雛壇の「玩具」であり、賞味期限もある。どれだけ面白くても飽きがくる。その度に入れ替えられる。そしてその度にモニター横から新たな風が吹き、新たな笑いの展開が生まれる。

最近の向上委員会のマンネリは、モニター横のワタリやしゅんPを長く起用しすぎた事も一因だと思う。

 

そして入れ替えは雛壇もするべきだ。向上委員会の雛壇も回によって入れ替わるが、宮迫は固定メンバーであったため、今田と入れ替わりではあるが、ずっと出続けていた。

その宮迫がリーダー席に座り、特に最近は何もしようとしなかった。向上委員会が放送さた当初からずっと今田と比較され、宮迫回は面白くない、ハズレだと言われてきたが、「あの頃」の向上委員会では宮迫もそれを気にしてかどうか、ガンガン前に出て、何にでもツッこみ、それが全部笑いとしてヒットするわけではなかったが、宮迫のおかげで展開が生まれて、宮迫回でも今田回を超えるくらい面白い時も何度もあった。

しかし最近の宮迫は何もせず、座っているだけだった。そんな宮迫が謹慎になった。新しい芸人が宮迫の代わりに起用されるのかは分からないが、ガソリンの切れていた宮迫の謹慎は、向上委員会にとってプラスである。

 

松本人志が、自分が歳をとって面白くないことを言い出したら即引退すると過去に言っていた。芸人はそうであってほしい。稼げる地位にいるのはわかるが、せめて向上委員会だけでも、金より笑いであってほしい。

 

芸人は空気を読む。

今回はナダルが出ていたが、最後に話しただけで、今田にもずっと黙ってるのが悪いねんと言われていた。ナダル的には空気を読んだので喋らなかったのだろうが、芸人が多ければ、さんまに振られなければ、自分から割り込まなければ喋る機会なんてないだろう。そのため喋るチャンスも少なくなる。そのわずかなチャンスで笑いをとらなければならない。向上委員会は芸人しかいないため、そのハードルはさらに高いと思う。まさに笑いの戦場。そこで笑いを取れるナダルはやはり本物、売れるべくして売れたのだと改めて感じた。、、、と、一応今回の向上委員会の内容についても少し触れる。

 

新しい風の吹く今後の向上委員会が楽しみだ。

滑りすぎだろ。さんまのお笑い向上委員会2019/7/6

今回はU字工事が夢屋まさる、レギュラー、ダンディ坂野のネタを自分たち風にアレンジするという回。

 

展開的には、それぞれの芸人の持ちネタ披露の際に何かしらの引っ掛かりが起き面白かった、U字工事もとっさに他人のネタをアレンジして及第点のネタをしていた。

 

でも、そんなんでええの?と。人によってはくすりと笑えるけど、人によっては全く面白くない程度のネタだった。

 

人にはそれぞれツボがあるから笑わない人もいるのはしょうがないが、それでもあのネタで何人が爆笑するんだ?

 

一発屋のネタをU字工事に融合させ、周りもやんや言いながらその中で笑いを生み出す展開は、見ていて飽きなかったが、それでもそんなにネタ自体が面白くなかった、これはU字工事の実力がなかったのだろう、あれだけの一発屋のネタが揃っておきながらくすりとしか笑えないネタしかできなかったのは負けだと思う。

 

展開的には好きな展開だったが、今ひとつ笑えなかったという勿体無い回だったと思う。

 

今回の向上委員会の要はやはり今田耕司だった。雛壇の後輩芸人どころか、さんますら、今田に信頼を寄せ、今田頼みになっている節さえある。

U字工事への一発ネタのフリをさんまが強くできたのも、バックに今田がいたからではないかと思う。

結局今田がなんとかしてくれる、という思いがさんまにもあるため、さんまも思い切ったフリもできる。

 

そして最後の閉店シャッター、夢屋まさるの今田いじりでも安定して今田は面白かった。全力で怒鳴っていることが面白い、彼こそ全てを笑いにできる男だと思う。

 

今田がいなければ向上委員会ではない、今田をもっと見たい、でもそれよりも、今回のような芸人の即興による、一見コントのような、でもそうじゃなくてリアルな、いかにも笑いが生まれそうな空間での芸人の生き様による笑いを見せて欲しい。

 

 

前に出なくなった芸人達。さんまのお笑い向上委員会2019/6/29

今回の向上委員会、汗をかいて笑いを取ろうとしていたのはさんまと今田のみ。

昔は〜だったとかいう言い方は嫌いだけど、それでも昔はもっとひな壇が活発で、ホリケンもずんもジョニ男達ももっと前に出てた。

それが今や、ずん、ジョニ男は今田のボケに拍手をするだけ、ホリケンは女子アナへのセクハラ問題で世間を気にしているのか、閉店シャッターのネタ見せをするだけになってしまった。

 

爆笑問題、太田が向上委員会から追放され、永野も出なくなり、ザブングル加藤も闇営業問題で今後は出づらくなるかもしれない。

 

向上委員会は徐々に普通の番組に成り果て、他の番組と同じように終わっていくのだなぁと感じた。

 

アメトークでずん飯尾が、好きなバラエティ番組について話すという回に出演した際、自分が関心のある番組の発表で、フリップボードに色々な番組名を書いていたが、そこに向上委員会の名前はなかった。ずん飯尾は芸人として、向上委員会のことを大切に思っていると感じていたが、そうではなかったのかもしれない。とても悲しかった。

 

向上委員会で汗をかいて笑いを取るよりも、雰囲気のお笑い「風」で楽に笑いを取る方が芸人にも視聴者にもウィンウィンなのかもしれない。

 

本当にこれまでの向上委員会は、今後は見ることはできない限られた一時の最高の笑いの幻想空間だったのだ。

 

ガソリンの切れた宮迫にも他の芸人にも期待はしない。

 

さんまと今田を見守ろう。2人で続けられるところまで続けて、終わるときには終わればいい。

 

悲しいなぁ。

今田は生まれながらのコメディアン。さんまのお笑い向上委員会2019/6/22

195話

久しぶりの今田リーダー回

 

前半はほぼさんまと今田2人の漫談。

30分通して見ても、場が荒れて入り乱れるような回ではなかったが、それでも見入ってしまう。

単純に私が今田が好きで、贔屓目で見ているためかもしれないが、その「好き」も、面白いから好きになったので、今田に見入ってしまうのは面白いからということにしたい。

 

宮迫を比較に出すが、今田は受け皿の大きさが違いすぎる。全てを笑いへと導いてくれる。そんな空気感が他の芸人にも影響を与えるのか、宮迫回とは雰囲気が違う。向上委員会、芸人が苦しみながら笑いを取りに行くが、今田回はその中に芸人自身も笑えてしまうような楽しさがあると思う。今田が居るだけで最終的になんとかなりそうな落ち着きがある。結婚も捨て、芸人一本で生きて行く覚悟が、今田の深みを出していると思う。

 

マンネリ化して向上委員会は終わるとか、そんな不安自体忘れて考えもしなかった「面白い」回だった。

 

結局は私が今田耕司のことが好きで、今田のことを買いかぶりすぎと言われればそれまでだが、向上委員会の今田は他の番組の今田よりも面白い。芸人しかいないので、万能の今田がお笑いのみに集中しているからだと思う。

今田がリーダー回の向上委員会はまだ見る価値がある。今田は日本の天才コメディアンだ。

 

 

そしてEXITも面白かった。さんまに振られて返し1つで笑いを取る完全な向上委員会タイプ。どうか向上委員会を活気付けて欲しい。

 

来週も今田回、楽しみだ。

ああ、大好きな向上委員会はもう終わりだ。さんまのお笑い向上委員会2019/6/15

今週はモノマネ三銃士。

 

しかし、ザコシショウも福島もハマらない。くっきーはなんとか自分の空気感に持っていくが、完全に三銃士頼みの空気の中、ハマらないザコシショウ、福島2人の穴埋めもしながらは不可能だった。

 

ザコシショウは、単発消費のネタのため、それほど周りへの発展がない、福島もそうだ。くっきーは逆に周りありきのネタだが、その周りが、今回は完全に三銃士頼みにしていたため、あまりくっきーから広げようともならない。そこにまさかのザコシショウ、福島の不発で、向上委員会自体不発になった。

 

これは不発の三銃士だけのせいではない。常々言っているが向上委員会全員のせいだ。

まずはザコシショウと福島が、以前登場した際もあまりハマらなかった、もしくは消費し切ったネタしかなかったことは三銃士側の責任だ。

しかし、雛壇の、三銃士に頼り切る態度こそ向上委員会を破滅へと導いている。空気を読む、今回は三銃士の回、レギュラーのメンバーは絡みのパターンをやり尽くした、マンネリ、飽き、出ていくことで邪魔だとネットに書き込まれる、などなど、まだまだあるだろうが、いろんな要因で今の向上委員会の雛壇は機能を停止している。

今の状況でこそ、何かを変えるべく、何かを生み出すべく、雛壇にも汗をかいてほしい。そうしないと本当に向上委員会は地に落ちてしまう。芸人が戦場で笑いを生み出す番組ではなく、芸人が義務感でなんか騒がしくしてる番組に成り果ててしまう。番組が終わってしまう。

 

しょうがないことなのか。レギュラーメンバー自身の飽き、マンネリはどうしようもないのか。もしそうなら受け入れる。前までの面白かった向上委員会は本当に限られた夢の時間だったのだと。

だからせめて最後になにか苦し紛れでも、恥を捨てて変えようとするアクションをしてほしい。

それでも変わらなければ、向上委員会と共に終わりを受け入れたいと思う、今までの向上委員会に最後に感謝をしたいと思う。

そんな日も近いのか。

 

来週は今田耕司リーダー回。

彼が向上委員会最後の砦。

結局は今田。

 

今田で変わるのか、今田でも変えられないのか、見極めたいと思う。

宮迫引退すんのか?さんまのお笑い向上委員会2019/6/8

今回はモンキッキーチョコプラや雛壇を荒らそうとしてて、全体で何かを生み出そうとしている感じが見ていて面白かった。

 

オラキオの芸は2つまで理論の際、オラキオが行き詰まって来た時、ようやく隣の川島がつっこんだが、そういう予想外からの襲来をもっとやってほしい。向上委員会では、話そうとしている話は別に成立しなくてもいい、それよりもその話から新たな展開が生まれて笑いが生まれてほしい。

 

もしかしたら、私は面白い笑いではなく芸人の生き様としての言動を向上委員会に求めているのかもしれない。だから今回のモンキッキーの場を荒らそうとする展開、正直面白くなかったはずなのに、ワクワクした。その結果、雛壇のジョニ男等が巻き込まれ、展開が生まれた。

芸人が意地でも何か笑いを生み出そうと、爪痕を残そうとするバイブス的なものを見たいのかもしれない。

 

そして宮迫は今回もリーダー席で笑っているだけだった。閉店シャッターで原西とネタをやるからそれまでは抜いてもいいと思っているのだろうか。そんな気持ちでリーダー席に座るな。今田のやり方に敵わないのなら自分らしい笑いを生み出してくれ。せめて何か起こそうとしてくれ。その熱がないのなら、いっそ今回の闇営業のスキャンダルを理由に身を引いてくれ。

 

来週はモノマネ?三銃士が来るらしい。

めちゃめちゃに場を荒らしてほしい。

霜降り明星は天下を取るかもしれない。さんまのお笑い向上委員会2019/6/1

今回の向上委員会は霜降り明星について話したい。

 

宮迫はリーダー席に座って笑っているだけ、ホリケンは閉店シャッターでホトシュールをやりにきているだけ、もはや固定メンバーが自発的にがむしゃらにボケるのではなく、やらされている感を出してしまっている今の向上委員会で、フレッシュな霜降り明星こそこの状況を打開してくれる可能性を感じた。

 

せいやのぼけも、粗品のツッコミもはずさない。せいやがダメなら粗品、その逆もまた成り立つ安定感がある。なるべくしてM-1チャンピオンになったのだと改めて感じた。

 

まだ若手で、吉本の虎の子でもあるので、周りの先輩も見守ってくれるというアドバンテージはあるが、それを差し引いても他の、毎回同じことしか言わない芸人よりは断然面白い。そして若手だからこそ、まだ売れなければならないという危機感もあり勢いがある。

 

芸人は周りの空気を読み、特に若手はなおそうだと思うが、霜降り明星は空気を読んだ上で自分たちを出していっているので、でしゃばったように感じない。

 

さらにお笑い界のトップのさんまとの中も良好らしい。

 

正直今回は霜降り明星がいなければクソ寒い回になっていたかもしれない。

これから人気が出てレギュラー番組も増えるかもしれないが、ぜひ向上委員会は霜降り明星を今後も手放さず定期的に番組に出演させるべきだと感じた。

出演者のマンネリで終わりへと進んでいる向上委員会に若い風として霜降り明星を取り入れ、ぜひ「次のお笑い」へと進んでほしい。

 

若いからと舐めてはいけなかった。大袈裟かもしれないが、霜降り明星は今後、天下を取るかもしれない素質は持っていると感じた。

 

来週も楽しみだ。