芸人好きのブログ

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くっきーとザコシの違い。さんまのお笑い向上委員会2019/9/28

今回はくっきーとザコシショウがゲストで来たが、ザコシショウがあまり向上委員会のスタイルにはまっていないと思う。

以前も書いたかもしれないが、ザコシショウのスタイルは単発ボケを何個もやるので、閉店シャッターを連続でやっている感じだ。しかし、向上委員会は台本無しだが、笑いの流れはあり、単発ボケタイプのザコシショウは1発1発で流れが切れるので向上委員会には不向きだと感じた。逆にくっきーは回し(?)、つっこみ(?)が出来(?)、更にくっきーとしてのアイデンティティもそこに入れることができるので向上委員会にはまっていると思う。くっきーは笑いの基礎基本に忠実なので、ツッコむところでしっかりツッコむ(?)ので笑いの秩序も作れて向上委員会向きだと思う。

モノマネ三銃士は今まではボケが多過ぎて、マジでごちゃごちゃしすぎてお互いを殺してしまっていた感があった。今回、福島が抜けて(また戻るかもしれないが)くっきーがなんとか笑いの秩序を保とうとして、ギリ保てている(?)ので面白くなったと思う。

 

今回は自分でも漠然と何を書いているのか分かりづらい記事となったが、とりあえず向上委員会ではボケまくるのが正解ではなく、笑いの秩序が基盤にあって、その上でどう笑いを取るかを選ぶ、ボケまくるのならボケまくるという選択をする。単に秩序もなくボケまくるのでは面白くはならないと感じた。

 

永野がまだ向上委員会に出ていた頃に言っていた、「オンエアされなくても現場にいた芸人に、『今日あいつなんかおもろかった』って言われればいい」を体現したような回だった。

なんか面白かった、でも何が?と言われればはっきり答えられない、なんか面白かった回だった。