芸人好きのブログ

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ザブングル加藤復帰は文学。さんまのお笑い向上委員会2019/10/05

今回はザブングル加藤がモニター横で復帰。

 

最初は世間を気にしてシュンとしていたが、他の芸人も加藤のために空気を作ってあげ、いつ感情を爆発させるんだという状況をみんなで作っていた。

やはり加藤は向上委員会に愛し愛されている。

 

加藤自身も難しかったと思う。向上委員会的には魔王として感情を爆発させたい、でも謹慎明け第一号芸人として後に続く芸人のためにも炎上は許されない。

 

そんな緊張状態の中での、老人ホームでの話ベストスリー。

面白い話から感動する話もあった。笑いは緊張からの緩和で生まれると誰かが言っていたが、今回は緊張状態から、笑えて泣ける話が出た。

 

加藤も芸人として空気が読めるだろうから、まだ出しゃばってはいけない、そろそろ大きな声出してもいいかもしれない、そういったせめぎ合いをしていたと思う。高山のフォローもあって最後は以前の加藤に戻りつつあって安心した。

 

加藤謹慎からの復活劇は向上委員会にとっての1つの「劇」だと感じた。

テレビに出れるようにはなったが、調子に乗っていいのか。さらに向上委員会なので面白くなければならない。

加藤の心理が時間とともに変化していく。周りの芸人も優しいので加藤のためにやりやすい空気を作る。そういった優しさも感動した。そんな中で加藤も場の空気、タイミングを読み切り、さらに面白くもあり、これ以上ない復活だったと思う。

今回の向上委員会は笑って泣けるザブングル加藤の「復活劇」だ。

 

そんな中でバービーの占い。完全に加藤の流れだったのに流れをぶち切る度胸がある。そしてしっかり面白い。流れ的に関係ないかもしれず、空気を読んでないかもしれない。でも笑いをとって黙らせる。これこそ向上委員会。最高の「幕間」。

 

あとはジュニア。ホリケンの閉店シャッターで無茶振りされて、最後は「ジャックナイフ」の目でホリケンを睨んでいた。まだあの目ができるジュニアでよかった。

 

スポンサー関係もあってザブングル加藤を出しづらい中、向上委員会はこんなに早くザブングル加藤を出してくれた。

世間、気にしない人は気にしないし、気にする人はいつまでもブツブツ文句を言うだろう。

加藤にはそんなこと気にせず、向上委員会で存分に魔王役を演じ切ってほしい。