芸人好きのブログ

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現場ではプロであれ。さんまのお笑い向上委員会2019/7/27

吉本闇営業問題もあり、前回から吉本芸人中心に、雰囲気を良くしようといつもよりアグレッシブに笑いを取りにいっていたので、今回も期待していたのだが、今回はそれが空回りしたのか、ふわふわと宙を浮いていた感覚だ。

 

例としては、まんぷくフーフーのキスをする仲直り方法から、陣内がバービーとキスをする流れが、完全に落ちきっていないのに盛り上がったため、そこからの発展がなかったこと。そこまで面白くならなかったのに盛り上がってしまったこと。

盛り上がった=ウケた というのはいわゆる「大学生レベル」ではないか。

普段なら笑わないところも、今回は明るくしようと意識しすぎて笑ってしまった、盛り上がってしまったのか。

プロの芸人なら、そとで自分たちに関わる事件(闇営業問題など)が起こっていても、常に俯瞰視できて欲しかった。面白くないとわかっていて、今回はあえて盛り上がったということならしょうがないが。

 

 

次週は、闇営業問題で注目される蛍原が出演する。

蛍原は本当にかわいそうだ。私もかわいそうだと思ってしまっている。つまり芸人として殺されてしまっている。蛍原のことを今は純粋に「面白い」だけで見ることはできない。どれだけ面白いことを言っても「面白い」だけでなく、感情の何パーセントかには「かわいそう、がんばれ」が含まれてしまう。

 

そんな蛍原を向上委員会が芸人として生き返らせて欲しい。情けを超えるくらいいじり倒すのか、やり方は分からないが蛍原のために、「かわいそう、がんばれ」なんて思う暇がないような回にしてほしい。

 

熱い笑いを。

 

来週は楽しみだ。